さて、そんな話からはじまる朝食のはなし。板チョコレートはそのままいただく派のあかぐまだが、幼い頃、事あるごとにその板チョコレートをふんだんに使って割って食パンに綺麗に並べて焼くというチョコレートパンを朝食べていた。日本のチョコレートは独特な味が、焼くとその味わいが変わるのだ。濃厚さが増すというかなんというか。それがパンと混ざってたまらない気持ちにさせた。同居人ぬぴさんの職場の人から明治ミルクチョコレートをもらってきたので昔のたまらない記憶も手伝ってあのパンを朝、つくる事にした。パンとチョコレートを焼くと匂いが部屋いっぱいに充満する。チョコレートのいい匂いが熱されることにより、熟されたみたいに香りが増し、パンの焼ける匂いがそれを手伝う。このパンのいいところはすぐできるところ。暖かいうちに食べる。食感もまた別物になり外は焼けて固くだが、歯があたるとホロッと崩れ、とろけたチョコレートがパン生地と混ざる。あぁ、たまらん。今回は板チョコレートだが、粒のチョコレートだとチョコレートのまわりだけこげてなかはとろっとろっ、になる。それはそれでおすすめ。ふんだんに使ったチョコレートは普段とは違う朝をくれる。それは昔の記憶もあるかもだが。いい朝をいただきました。ごちそうさまでした。
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