2021年2月2日火曜日

贅沢な品って

 ぬぴさんがお土産を買ってきた。シャトレーゼのデザートだ(チョコレートはデザートとは別である)。いくつか買ってきた中でぱっと手にとったそれはエクレア。あかぐまはつやつやのチョコレートがかかったエクレアに目がないのだ。見た目もかわいいし。それに、エクレアにいくつか思い出がついてくる。
 幼少の頃、海外製のおままごとのエクレアがとってもすきだった。小ぶりでチョコレートがかかっているこんがりとした生地に生クリームがとてもきれいな形で…ずっとそれを持ち歩いていた。また、何度も読んでいる”ミラクルクッキーめしあがれ”という本。物語の中で主人公ルルが、自分のパパをエクレアに例えていて紹介している。その文章が好きだ。
 エクレアはなんともいえず贅沢感がある。生地の間にクリームが入っているところまではシュークリームと一緒だが、そこにチョコレートのコーティングがあるだけで豪華な感じがする。フランスでは自由度が高くてシェフの個性が出やすいんだとか。それによくショコラトリーにチョコレートづくしのエクレア並んでいる。もうそうなるともう宝石みたいだ。今回いただいたのはまさにヴァレンタインのための生地までチョコレートづくしのやつ。やわらかいふわふわのシューと重厚のクリーム。そしてつやつやコーティングチョコレートがそこに絡まる。このいろんな食感が贅沢の理由じゃないかとおもう。そう思いつつあかぐまは、ほうばる。














Wikipediaエクレア参照。

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