2021年1月20日水曜日

愛の戦いの歴史5

 気が付けば1月の半ば。そんなこんなで2月が近づいてくる。なにをするわけでもないが、そんなことがうれしいあかぐま。チョコレート催事場をみたくて買い物のついでにうろつく。そうするときれいに包装されたチョコレートたちが凛としている。あのチョコレートたちは値段関わらず宝石みたいな特別感がある。そして大体その横には、ヴァレンタイン手作り派のためのかわいいラッピング等が売られている。手作り派も市販派もおなじぐらいの需要だからだろう。今の状況だと市販がいいのかもだけど…。

 Wikipediaで”バレンタインデー”について調べると日本独特のヴァレンタインデー文化の内容が出てくる。前に”なぜ日本独特のバレンタインデーができたのか”という内容をブログに乗せたが、そのはじまりの説は複数あるようだ。簡単に言うと

神戸モロゾフ説
東京で発行されていた”ザ・ジャパン・アドバイザー”1936年に広告を掲載。「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピー。確認されている最も古い“バレンタインデーにはチョコを”の広告。
なお、モロゾフの本店があった最寄り駅の阪神御影駅、2013年に「バレンタイン広場」として整備されており、聖バレンタインゆかりの地とされるテルニ市から像が贈られる。

メリーチョコレート & 伊勢丹説
1958年2月に伊勢丹新宿本店で「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったことを重視する説。
森永製菓説、伊勢丹説
1960年より森永製菓が「愛する人にチョコレートを贈りましょう」と新聞広告を出し、さらに伊勢丹が1965年にバレンタインデーのフェアを開催し、これがバレンタインデー普及の契機となったとする説。

ソニープラザ説
ソニー創業者の盛田さんは1968年に自社の関連輸入雑貨専門店ソニープラザがチョコレートを贈ることを流行させようと試みたことをもって「日本のバレンタインデーはうちが作った」としている。

 ということだそうだ。こんなにあるのかと驚いた。当時恋愛で結婚することがほとんどなかった。そこで愛の日を定着させ、しかも女の子の方から愛を告げるという機会を設けたらしい。そもそもチョコレートを贈るっていうのは上記のどれかの企業(忘れてしまいました…すみません)の社長がフランスで営業している知人との手紙のやりとりで”ヴァレンタインデーという風習があって、チョコレートなどの贈り物を愛する人に贈る文化である”と書いてあり、”これだっ!!”と、その”チョコレート”の部分だけ印象にのこってしまったそうな。

 この日本の大きな文化は曖昧の元、大きな時代の流れにしたがったものなのだ。どの説にしても、チョコレート企業の皆さん、今日までありがとうございます、と思うあかぐまだった。

Wikipedia、バレンタインデー参照。

0 件のコメント:

コメントを投稿