2021年1月11日月曜日

愛の戦いの歴史2

 基本、あかぐまは自分のためのヴァレンタインである。欲望的に忠実…である。幼少からヴァレンタインの習慣はあり、本命よりも友チョコをあげる、あげないで女の子たちはにぎわっていた。日本では女の子の行事である。

 あかぐまはいつも思っていた。なぜ贈りものはチョコレートなのか、なぜ女の子が男の子にあげるのか(自分自身で買って食べたい…)?いつもお世話になっている、チョコレート・ココア協会が教えてくれました。

  • 1958年(昭和33年)2月メリーチョコレート会社(東京)は新宿・伊勢丹の売り場に「バレンタインセール」と手書きの看板を出した。3日間で売れたのは30円の板チョコ5枚と4円のカード5枚だけであった。
  • 翌年ハート型チョコを作った。「女性から男性へ」という殺し文句を作ったのもその頃だ。
  • 1992年に聖バレンタイン殉教の地イタリア・テルニ市から神戸市に愛の像が送られた。神戸が日本のバレンタインデー発祥の地と分かったからという。
  • チョコレート会社「モロゾフ」(神戸)は1936年(昭和11年)2月12日に、神戸で発行されていた外国人向け英字新聞にバレンタインデー向けチョコレートの広告を出している。

 ちなみに、森永製菓さんが昭和30年後半にマスコミを巻き込み大々的に広告。ヴァレンタインデーにチョコレート買ったら豪華景品!とかハートのチョコレート!とか”ヴァレンタインデーに女の子が男の子に!贈り物はチョコレート!”など各会社が販売戦略したそうな(それまで女の子から告白する風習がなかったんじゃないのかな…と)。今日、日本では愛の告白の日よりチョコレートを周りの人に感謝おこめて送る日が定着している。しかし、海外のドラマ、映画をみると男性が愛する女性に花束や贈り物をし、ディナーをして熱いムードを漂わせる。アメリカでは義理も友もチョコもホワイトデーもないらしい。映画”Sex and the city”の映画でサマンサが恋人スミス・ジェロットを罵倒して出て行ったあと、彼がハートの箱をカバンから取り出していたのを覚えている。日本は日本らしい風習がかなり根付いているようだ。やはり宗教的なものが関係しているのかな。いや、日本の企業が戦略を行った結果ともいえる。今では欠かせない行事で、チョコレートが主役なのは殊更うれしい。他人に送るのはもったいない気がするショコラトリーや企業の努力の結晶。見る喜び、食する褒美、あかぐまは”ヴァレンタイン最高!”である。













チョコレート協会サイト参照。

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