2021年1月1日金曜日

ベイクドブレイクタイム

  チョコレートの香ばしいさがとても好きであるあかぐま。そしてチョコレートは、焼き菓子にするとその香ばしさはまた違った形であらわれ、風味が増されると思う。違う記事で話したことがある気がするが、チョコレート焼き菓子はよりチョコレートに近いものが好きである。そう、幼いころあかぐまは、ケーキでチョコレートといえばチョコレートクリームのかかったものしか知らなかった。そして作ってもらっていたあかぐま家、自家製のココアクッキーは濃厚で大好きだった。それに近いヴラウニーに出会ったときとても感動した。

 それから濃厚なチョコレートケーキ…ガトーショコラ(フランスでは焼いたチョコレート菓子全般を言うらしい)、フォンダンショコラ(フランス)、ヴラウ二-(アメリカ)、ザッハトルテ(オーストリア)が好物となっている。あの苦みと香ばしさ、バターとチョコレートの重なり、焼き菓子特有のしっとり感とチョコレートみたいな濃厚さがはまるきっかけだ。

 焼き菓子は基本、お店で頼むとき上記のもの以外ではチョコレート味のものではなくチョコレートチップの入ったもの派であるが、ラメゾンデュショコラのチョコレートフィナンシェは別物。あのおいしさは本当に感動した。その日、同居人ぬぴさんと休憩がてらにラメゾンデュショコラにいった。あかぐまはマルコポーロを頼み、ぬぴさんはコーヒー。そしてコーヒーについてきたそのチョコレートフィナンシェはそれまで食べたチョコレート味のそれとは違っていた。これほど焼いた生地とチョコレートが見事に調和していたものにあったことがなかった。”ケーキがチョコレート味”より”チョコレートがそのままケーキになった”が好きなあかぐまだが、あぁ、こういうことかと納得してしまった。それからというものの、別のお店でチョコレートフィナンシェを見るとあの味を思い出してつい買いたくなってしまう…休憩のお供に。




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