2020年12月27日日曜日

形の思考、厚みの思惑、名称の複雑

  ただの四角、されど四角。まるで科学や数学のよう。思惑と計算が薄さに種類を設けたのだ。板チョコレートのでさえ、そのブランドごとにかなりの工夫がされている。その工夫でくちどけ、味わいが変わるのだから、こだわるしかない。


 タブレット、板状のチョコレート。オーソドックスなチョコレート。四角とは限らない(英語だと板チョコレートはチョコレートバーだ)。

 ナポリタンは一口サイズのチョコレート。それまで固まりの大きい板チョコレートしかないのでフランスのWeiss社が旅行者のため一口サイズをつくったのがはじまり。異国の名前をつけたら売れるのではと、つけられたらしい。

 カレ、またはキャレ。一口サイズの薄い正方形の板状チョコレート。フランス語で四角。まま厚みがあるのかなと。日本で代表的な森永さんの”カレ・ド・ショコラ”の公式ホームページには、フレーバーチャートとか合うドリンクとか載っている。

 シン、薄いという意味。Lindtのスイス・シンは2ミリほどの厚みしかない。その薄さゆえのくちどけ。


 かるくあげてみましたが、ひとつの名称でさえブランドごとに意味、形が違う。そのこだわりがすごい。また、板チョコレートでさえ味、香り、くちどけのため厚みを変える。うーん…深い。

 あかぐまがなぜこんな話をしたかというと、きらきらデザイン、しっかりした箱のLindtのスイス・シンを購入したからだ。いやぁ、あの薄さが…この薄いものがと感銘を受けたからだ。ゴツイ、重い板チョコレートも大好き、だがこの…感じもたまらない。まるで別物、薄いと飲み物と余韻をあじわいたくなる。やはりこちらもはまるしかない。










森永カレ・ド・ショコラ、チョコレートココア協会、サイト参照。

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