2021年6月21日月曜日

世界のうらばなし

 あかぐまは‘チャーリーとチョコレート工場’のDVDをもっている。あの世界観を思い出しては、浸りたいのだ。母が昔、購入した。だから、あの話に関してはあかぐまは好きなときにあの世界にはいることができた。すべてあまーい最高級のチョコレートでできた世界に。
 あかぐまにとって、チョコレートってこともあるが、あの鮮やかな映像の世界はとても楽しませてくれる。みてて飽きないのだ。だからDVDを買ったのだが。さすがティム・バートン。映像も最高級。そのDVDにおまけとして、特典映像がついていた。映画の裏話というやつだ。そこで映画や‘チャーリーとチョコレート工場’の原作者、ロアルド・ダールの家族が語る彼についてが映像にあった。子供のまま大人になった彼は、大のチョコレート好きで、食後に必ずチョコレートを食べていたらしい。それに独特な彼の作品には、よく美味しそうなチョコレートがでてくる。特典映像のなかで彼の奥さんが映画に関して語っていた。彼女も制作に協力したのだ。彼女いわく「彼が生きていたらこの映画で描いた世界をきっと喜んでいただろう」と話していた。それだけ、創造性によって実現した世界。すごいのは物語にでてきたチョコレートの滝や、芝生、船、ナッツの仕分け室、リスは実写でなのだ(もちろんCGもまぜてはいるのだが)。まさに夢の世界の創造だ。チョコレート滝は本物のチョコレートの、あの艶や独特の滑らかさをだすために観察し材料にしていろんなものをまぜて造りだし、何ガロンも増やしていったそうだ。その努力がやはり映像の綺麗さに表れている。LindtのHome of chocolate(チョコレート工場体験施設)にもチョコレートの滝に似せて、本物のチョコレートを使った巨大モニュメントがある。あれの、すごく小さいサイズが表参道店にもあるが、すごく感動した。チョコレートは、あかぐまにとって偉大な夢だ。あの世界に色んな思いを馳る。夢を美味しく味つけてくれる偉大な才能に感謝ばかりである。



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