あかぐまとチョコレートとのであいはとつぜんだった。
いまでもおぼえているはじめましてのチョコレートは、船乗りだった祖父の家へ遊びに行って、貰った明治の(当時はまだ筆記体で黄金の文字…貰った当時は2さいぐらいだったらしい)ミルクチョコレートのBOX26枚入り、箱の色は濃いチョコレート色であった。
あのずっしりとした重さ、金色の包装紙はとても特別なものに見えた。ひとくちめはとてもとてもあまかった。言い例えができないくちどけと濃密、その印象的なものはあかぐまのとって美味と感じるのにそれほどかからないものだった。
その後は、自分の中で処理できないファーストインパクトをなんとか理解するため一列、丸まるあっという間に平らげた。
いまの明治のサイトの商品紹介には「永遠のピュアチョコレート 芳醇なカカオとミルクの味と香りが楽しめる、明治を代表するピュアチョコレート。食べやすいひと口サイズです。」とかいてある。
なるほど、原因はあまい香りと食べやすいひとくちサイズ感か。どうりで。
こうして幼少期のあかぐまはなにがなんでもべたいもの=チョコレートの方程式が出来上がって賞味しつづけた結果の現在である。
明治チョコレートサイト商品情報参照。
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